笑っちゃいけないお笑い草『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』
遅まきながら赤軍ブーム来たるということで、突入を見たのでこちらも。
いやね、笑っちゃいけないけどほんとに爆笑してしまいました。
内容としては、革命の方向性もあやふやなまま逃亡生活に入って、参加者全員の思想が一致してるかも怪しい中、何かを信じて戦闘訓練をするという。そしてそのうち疑心暗鬼になってリンチが始まる。
笑ったところは、彼らがいう「総括」どうやら共産主義の思想を体現して、自分の行いを省みる的なことだとは思うのですが、劇中の人物たちもいまいちわかってない様子だし、リーダーの物言いもじわじわとずれていって説得力がない。
「自らの行いを総括しろ!」
「どう総括していいかわかりません」
までならまだ笑いを堪えられたんですが、どんどんと概念化が進んでいき、いわゆる空気を読む的なレベルまでノリとかして行くともうわからない。
「総括が足りない!」
なんかなんとか還元水とか、水素の音とか、ネットミームのなにかなのかと思える。
そして私の中でのハイライト
進んで前に出なかったやつが恐る恐るリンチに参加して
「な、総括しよ」
笑うしかない。
でも、これらのお笑い草って日本だなーって感じもしますね。
あれをあれしてこう。くらいの感じで世の中回ってる感じが。
革命を志してもそういった根本は悲しいくらいに日本人だったってことですかね。
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