毎回傑作が見たいかというとそういうことでもない。なんというか、心がもたれてしまうように思うのだ。ってことで軽食みたいな映画が見たいというときもある。そんなときにちょうどいい塩梅の作品。

『ミリオンダラー・スティーラー 史上最大の作戦』

アルゼンチン映画。実際の強盗事件を題材にした作品。

まず実際の事件からして安全な題材だ。死者は一人も出ていない。そのため重たい空気にはならない。描き方も軽妙でサクサク話が進んでいく。この手の犯罪モノにありがちなツイストも少なく、話がこんがらがったりしない、まったく驚きが無いわけでもないけど、混乱させるような話も疲れてしまうときにぴったりだ。

見ていたら程よく刺激的で、まったく重たくない。時間こそ114分だけど長くは感じなかった。とまあ、あまりの内容のちょうど良さに、感想は書くことがない。

軽妙な犯罪モノがお好きならおすすめの一本だ。うーん本当に、なんか筆が進まない感じ。特筆するところって言うと、キャラクター描き込みが軽かったところかな。この手の話って、強盗に挑む動機が大事だったりするけど、そのへんはあまり描かれない。やっぱお金ってほしいよね、位なものだ。娘の手術費なんてワードは出て来ない。そのあたりも変に湿っぽくなく見られるところかなーと思うけど、実話がそうだったからなのかもしれない。ちょっと気になるのは、吹替版。クオリティは低いわけではないけど、ちょっと声が若すぎるというか配役に金がかけられなかったのだろうか。どうにも世の中からお金がなくなっていく感じがそこかしこにある。この話もちょっとだけ、格差社会に一矢報いる風味もあるけども、そこも重たくは描かれていなかった。

いやーなんというか、日々の業として文章は千文字くらいは書かないと頭が活性化しないんじゃないかって思うところが合ってだらだらと書いている感じがあるんだよね。でいま800字。これを合成音声に読ませても、多分3分イカない感じ。映画を見たらそれだけで8分の動画が作れるようになれば、たぶんお小遣い程度は稼げる様になるんじゃないかと思ってたけど、それも難しそうだ。っていうか題材が悪かったのかな。見た映画全部の感想を書くってなると、それはそれで記事のクオリティは希釈されれてしまうかもだ。だったらもっと良くも悪くも怪気炎上がるようなやつの話をしなくてはね。


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