日々学んでいきたいとはおもいつつ、何を学んだら良いかわからず大人になってしまいました。

ってことで、学生たちがホロコーストの学習発表を目指す映画

『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』

パリの貧困層が通う学校での実話をもとにした作品。

人種が入り乱れ、学校内でも衝突があるような地域。そこに通う生徒たちが歴史の授業の一貫でホロコーストについて学び、それを歴史学習コンクールで発表するって話。

うーんいい話だー

で、いい映画かなこれ。

事実として描かれることは素晴らしい。歴史の人種弾圧を知って、自分たちがいま何ができるかを知るっていうのはとても尊いことだ。

でもなんか、そういう話をニュースのひとコーナーで聞いてるのと大差ないように感じるのです。

なんだか人物の掘り下げが中途半端で、この学習過程での進歩がハッキリとはわかりません。結局、実際の生徒たちのその後のほうが有意義で、どうにも映画内での感動に結びつくほど密な人物描写はなかったんじゃなかろうか。もしかしたら、事実に反することは一切描きたくないという強固な意思のあらわれなのかもだけど。なんか淡白で長々とした情報コーナーを見せられたような映画だった。 日々学んでいきたいとはおもいつつ、何を学んだら良いかわからず大人になってしまいました。

ってことで、学生たちがホロコーストの学習発表を目指す映画

『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』

パリの貧困層が通う学校での実話をもとにした作品。

人種が入り乱れ、学校内でも衝突があるような地域。そこに通う生徒たちが歴史の授業の一貫でホロコーストについて学び、それを歴史学習コンクールで発表するって話。

うーんいい話だー

で、いい映画かなこれ。

事実として描かれることは素晴らしい。歴史の人種弾圧を知って、自分たちがいま何ができるかを知るっていうのはとても尊いことだ。

でもなんか、そういう話をニュースのひとコーナーで聞いてるのと大差ないように感じるのです。

なんだか人物の掘り下げが中途半端で、この学習過程での進歩がハッキリとはわかりません。結局、実際の生徒たちのその後のほうが有意義で、どうにも映画内での感動に結びつくほど密な人物描写はなかったんじゃなかろうか。もしかしたら、事実に反することは一切描きたくないという強固な意思のあらわれなのかもだけど。なんか淡白で長々とした情報コーナーを見せられたような映画だった。

それを表すような人物がいて、ムスリムに改宗した生徒がでてくる。彼が、改名した名前で名乗るけど、先生は頑なに本名で呼び続ける。これはちょっと相手の宗教を尊重していないようなふるまいだぞと見ていると、彼は途中、こんなことになんの意味があるんだと、調べ学習のグループから抜けてしまう。そして話からもフェードアウト。実話だものと言われたらそれまでだけど、なんだかなー。学習の末に相互理解が生まれるとか、生徒だけじゃなくて先生にも成長があったとか、べたな話を先回りで期待してしまった分肩透かしだ。

そりゃもういい話なんだけど、なんというか実話のいい話感に映画のつくり手が安心しきってしまった結果のぼんやりした出来って感じなのかな。

まあ実際どんな映画だったら良かったかってのもピンと来ないけど、これだったら、ドキュメンタリーのほうが、実話のいい話感がライブに感じられて感動できたかもしれないし、途中離脱する人も実際に出てきていたら、彼の今後に思いを馳せたりも出来たけど、なまじ劇映画としてこの中途半端さではどうにも、短し長しな感じです。