『ミスター・メルセデス』S1#02 ゲーム開始
半ば機械的に続きを見るのだけど、悔しいかな引き込まれているのだよなあ。
『ミスター・メルセデス』 S1#02 ゲーム開始
Mr. Mercedes
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犯人からメッセージがきて、ビルは事件を思い返す。
じわじわと周辺がわかってきたけれど、まだアイドリング状態かな。
犯人と母親の様子が近親相姦的な感じだったり、妙な距離感が透けて見える。それとか、16人を轢き殺したベンツは盗難車で、車を盗まれた人が責任を感じて自殺をしていたことがわかる。さらにはどうやら犯人が手紙を送って責任感を煽って自殺に追い込んだとか。車の事件だけではないようだ。
ゲーム開始というサブタイトルだけにいよいよ始まった感。最後はネット上で犯人とメッセージのやりとりをしようかというところに。
ちょいと今回は気持ちてきに文章を書く隙間がなかったかなとも思う。
どうだろうな、相変わらず犯人の気持ちがわかるなと思ってたりはするけれども。人間にとって承認欲求の優先順位はそれなりに高いそうだけど、承認というより、なにかしらのレスポンスがほしいというものなのだと思う。
ベビーベッドの上につるすモービルで面白い実験の話がある。モービルの動体センサーをつけて、赤ちゃんが動くとそれに合わせてボービルが動くようにする。すると、赤ちゃんはそれが楽しくて、仕掛けのないベッドの赤ちゃんより運動量が上がるそうな。
考えのまとまらないようなみぎりから社会からの反応を欲しているように見える。社会というか、世界から何かしらの反応がほしいのだろう。それは例えば、毎朝刺す朝日をみて宗教的喜びを感じるような人であれば、それで事足りたりもするだろうけど。現代社会、実際の反応が得られるかもしれないツールで溢れいている中では、それでは足りないのだと追い詰められる人もいるかもしれない。
幸い私はTwitterのフォロワーが多い。まあFF比がどうのと厄介な話でもあるのだけど、数があるというはそのうち幾分かは、自動いいねのツールを使っている人とかが居て、ツイートに反応するわけだ。すると私個人の目線では世界のレスポンスを感じる事ができる。ただ、この虚しさに気づいたとき、まじでやばいって方に転ぶかもね。
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